屠蘇散




      屠蘇と堺の名医 半井  驢庵 について

戦国時代の憎医出身の曲直瀬道三の孫娘婿の玄朔、後の今大路玄朔と中国の明の国王の
病気を直して驢馬をもらった利休の高弟の半井驢庵が創製して江戸幕府の徳川家光や月光院に
献上した処方内容に準じた配合なので、新春におせち料理の味を一際、きわだせます。

味醂をすこし清酒に加えられて12月30日夜間に屠蘇袋を浸積されると良いと伝承されています。
服されると臓腑が香華で満たされ瑞祥を招くことと存じます。良き新春をお迎えください。

屠蘇の朝廷での服薬の習慣が、堺に縁があったことを、心にお止めください。


 

    屠蘇献上資料 江戸初期・後期 二巻
      
 
屠蘇献上の覚

 
 
 

 屠蘇献上由来

 
 

曲直瀬 道三 の資料は 片桐棲龍堂漢方資料館にあります

片桐棲龍堂漢方資料館
 
収蔵医薬学史資料

道三切紙 延壽法印医案 馬医草紙 古筆鏡 紺紙金泥